2021-04-02 第204回国会 衆議院 環境委員会 第4号
○鳥居政府参考人 環境省では、農林水産省とともに二〇二〇年度までにニホンジカ及びイノシシの個体数を半減させることを目指し、捕獲強化に取り組んでおり、全国的な観点から生息状況の動向を把握するため、二〇一三年度から両種の個体数推定等を実施してございます。
○鳥居政府参考人 環境省では、農林水産省とともに二〇二〇年度までにニホンジカ及びイノシシの個体数を半減させることを目指し、捕獲強化に取り組んでおり、全国的な観点から生息状況の動向を把握するため、二〇一三年度から両種の個体数推定等を実施してございます。
この抜本的な捕獲強化対策ということで、現在、環境省さんと一緒になって、この令和五年度を目標年度として鹿、イノシシの生息頭数を半減させるという目標でございます。 これはなぜ半減かといいますと、鹿、イノシシにつきましては、先ほども少し申し上げましたように、現在、現場の大変な御努力によりまして、鹿、イノシシ合わせて約年間百二十万頭の捕獲が行われているところでございます。
環境省と農水省で策定した抜本的な捕獲強化対策の目標、令和五年までに鹿、イノシシ生息頭数半減について、ちょっとこれ、いろいろとはじき出してこの数字になると思うんですけど、この半減という根拠というのは何なのかなと。環境省の個体数推定の結果というものは、農水省はどんなふうに活用してこういう数字が導きされるのかなというのはちょっと私には分かりにくいんですね。
本交付金でこれまで行ってきたジビエ利用の拡大のための狩猟捕獲支援に加えて、ジビエ利用以外の狩猟による捕獲強化についても支援することといたしております。 いずれにしても、環境省としては、ニホンジカ、イノシシ、個体数の半減目標の達成に向けて、農林水産省と引き続き連携を図りながら、必要な支援と生息状況調査等に基づく技術的な助言を行ってまいりたいというふうに考えております。
また、平成三十年九月には、岐阜県でCSFの感染が確認され、それ以降は、ウイルス拡散防止という観点からも、この野生イノシシの捕獲、強化することになっています。
家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 平成三十年九月以降、国内における豚熱の発生を受け、農林水産省は、都道府県や関係省庁と連携し、防疫の基本となる飼養衛生管理の徹底、予防的ワクチンの接種、野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチン散布等を行い、豚熱の封じ込めに向けて対策を講じてきたところである。
これまでいろんな対策が取られてきたわけでございますけれども、感染経路を遮断するために、人がこれはもちろんできることは当然それを徹底しないといけないということですけれども、野生のイノシシからのウイルスの拡散を防ぐために、ワクチンベルト構想に基づいて、空中散布を含む経口ワクチンの散布でございますとか野生イノシシの捕獲強化、こういったものに積極的に取り組んでいただいております。
関連して、野生イノシシの頭数を減らすということなんですけれども、この感染源となり得る個体数、これを減らしてウイルスの拡散を防止する効果というのを期待しなければいけないと思っているんですが、これ、計画的に戦略的に捕獲を強化していくことが必要とされていると私は思うんですが、野生イノシシの捕獲強化に、大臣、どのように取り組んでいくのか、ちょっとこの計画性を戦略的に教えてください。
このような状況を踏まえて、二〇一三年には環境省と農林水産省は共同で、抜本的な鳥獣捕獲強化対策を取りまとめました。これによりますと、ニホンジカとイノシシ、この個体数を十年後の二〇二三年度までに半減させることを目指すとしています。 私の地元静岡県でも鳥獣被害が深刻化し、私がまだアナウンサーだった頃からそうしたことを、度々こういう問題を番組でも取り上げてまいりました。
各地域におきましては、農家がわな免許を取って猟友会に入会をし、地域一帯で捕獲活動の強化に取り組む事例ですとか、ベテランハンターの助言を得ながら、若手農家が集まって地域の鳥獣対策を担う事例などの捕獲強化に向けた新たな取組が増加しつつあるというふうに認識をしております。また、遠隔操作で捕獲ができるICTを活用したわなを導入して、人手不足や捕獲者の負担軽減に対応している事例も出てきております。
しかしながら、全ての豚が十分な免疫を得るということでは当然ワクチンはございませんので、引き続き、防疫の基本であります飼養衛生管理の徹底、それから捕獲強化、経口ワクチンといった野生イノシシ対策を進めているところでございます。 それから、野生イノシシの経口ワクチンの効果についてでございます。 これにつきましては、昨年の三月に、まず岐阜と愛知で散布を開始したところでございます。
家畜伝染病予防法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 平成三十年九月以降、国内における豚熱の発生を受け、農林水産省は、都道府県や関係省庁と連携し、防疫の基本となる飼養衛生管理の徹底、予防的ワクチンの接種、野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチン散布等を行い、豚熱の封じ込めに向けて対策を講じてきたところである。
また、予防的ワクチンにより豚への免疫が付与されたことで感染リスクが下がったと考えられますけれども、防疫の基本であります飼養衛生管理の徹底、あるいはまたイノシシの捕獲強化や経口ワクチンの散布といった野生イノシシ対策が都道府県、関係省庁、団体と連携を強化して対応をしてきているところでもありますし、これからも進めてまいりたいと思います。
野生イノシシによるCSF蔓延防止のために、野生イノシシの捕獲強化というのが大変大事だというふうに考えておるところでございます。 このため、農林水産省及び環境省では、CSF陽性の野生イノシシが確認をされている県及びその隣接県等の二十二都府県に対しまして、捕獲強化の依頼をしているところでございます。
これらに対し、従前から実施してまいりました経口ワクチンの散布や捕獲強化などの野生イノシシ対策、また、防疫の基本であります飼養衛生基準の管理の徹底に加えまして、特定家畜伝染病防疫指針を改正しまして、野生イノシシから豚への感染リスクが高い地域を中心にワクチン接種推奨地域に指定をいたしまして、昨年十月から予防的ワクチン接種を開始したところでございます。
野生イノシシによるCSFの蔓延防止のためには、御指摘いただいたように、野生イノシシの捕獲強化というのが極めて大事だというふうに考えております。このため、農林水産省といたしましては、環境省さんとも連携をいたしまして、CSF陽性の野生イノシシが確認をされている県及びその隣接県等の二十二都府県に対しまして、捕獲の強化の依頼というものを行っているところでございます。
そして、蔓延防止に関して、野生動物に関する調査と予防的殺処分が可能になるということだと思いますけれども、野生動物って、結局、調査とか予防的殺処分というのをしても、一緒に捕獲強化、つまり捕獲を一緒にしていかないと効果が出ないと思うんですね。だから、捕獲を支援する支援策について強化する必要はありませんか。お願いします。
○大臣政務官(藤木眞也君) CSF対策として、捕獲強化の取組により、富山県における昨年九月から本年一月の捕獲頭数実績は、前年対比で約二倍というふうに相当増加をしている一方、増加した捕獲個体の処理に頭を悩ませているというのも実際のところかなと認識をしてございます。捕獲者個人で全てを埋設することは困難との声があることは承知しているところでございます。
CSFについては、その封じ込めに向け、都道府県や関係省庁と連携し、防疫の基本となる飼養衛生管理の徹底、予防的なワクチンの接種、野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチン散布といった対策などにしっかりと取り組みます。 また、ASFにつきましては、アジア地域において急速に拡大し、我が国への侵入脅威が一段と高まっております。
CSFについては、その封じ込めに向け、都道府県や関係省庁と連携し、防疫の基本となる飼養衛生管理の徹底、予防的ワクチンの接種、野生イノシシの捕獲強化や経口ワクチン散布といった対策などにしっかりと取り組みます。 また、ASFにつきましては、アジア地域において急速に拡大し、我が国への侵入脅威が一段と高まっております。
CSF発生以降、防疫の基本である飼養衛生管理の徹底、経口ワクチンの散布や捕獲強化といった野生イノシシ対策を繰り返し実施するとともに、早期出荷対策や野生動物の侵入防止柵の設置支援に加え、水際での検疫体制の強化など、それぞれの対応を講じておるところでございます。
このように、今、CSF対策として、イノシシの捕獲強化というのは各都府県が地域の状況に応じて体制を整えているところでありますが、環境省としても、イノシシの捕獲等に関する適切な防疫措置を含めた研修の実施等を通じて、認定鳥獣捕獲等事業者の知識、技術の向上を図って、この対策を、野生イノシシの捕獲等に専門性を有する担い手の確保に努めていきたいと思います。
そして、今御審議をいただいています今年度の補正予算、これで四億円、そして、当初の二〇二〇年度予算案の中には、今年度の五億円から二十三億円へと増額要求を行っていまして、今年度の五倍以上の予算、これで都府県によるイノシシの捕獲強化を支援をしていきたいと、そう考えております。
そういった中で、国としても、鳥獣対策交付金により捕獲強化の取組を支援しているところでございます。 また、従来から取り組んでいるように、農作物被害低減の観点からイノシシや鹿の捕獲を進めることは引き続き重要な課題であると認識をしております。
イノシシの捕獲数につきましては、捕獲強化を図った結果として年々増加しておりまして、平成三十年度は九百四十九頭を捕りましたが、本年度は既に現時点で千四百五十頭を超えたということでございます。
環境省におきましては、その野生イノシシの捕獲を効率的に実施していくために、農林水産省と協力いたしまして、二十一都府県に対して捕獲重点エリアとかあるいは目標頭数の設定を依頼し、捕獲強化を図っているということでございます。このように、環境省、指定管理鳥獣捕獲等事業交付金というのを持っておりますが、これを活用いたしまして都道府県に対して必要な支援を行うことにより、捕獲の確実な施行に努めてまいります。
野生イノシシ対策ということでは、飼養豚に対しての予防的ワクチンの接種と同時に、経口ワクチンの散布、そして捕獲強化など、これスピード感を持って行っていかなければいけないということだと思います。
○政府参考人(白石隆夫君) 環境省といたしましても、イノシシは、近年のそのCFS並びにASFの予防という観点からも生息域の生息密度を引き下げていくということが重要な課題であると認識してございまして、引き続き農林水産省と連携を取りながら捕獲強化に努めてまいります。
加えて、ヘリコプターも活用した経口ワクチン散布や捕獲強化などの野生イノシシ対策、水際対策など、国が主導して都道府県と連携し、あらゆる対策を総動員してまいります。 最後に、日米貿易協定における牛肉のセーフガードについてお尋ねがありました。 牛肉のセーフガードは、二〇二〇年度の米国への発動基準数量を、二〇一八年度の輸入量二十五万五千トンより低い二十四万二千トンに抑制したところであります。